「KAGEROU」読了

2011/10/11 Tue 

先日1円で買った「KAGEROU」を読了しました。

先入観があるせいで、読みながらも水嶋ヒロの顔が邪魔をしました。

ああ、彼はこんな言葉を知っているのか。
ここは表現に苦労したのだろうなあ。

あまりに評判が悪いので、いったいどれほど稚拙な文章なのかと期待したら、なんのなんの、それほど悪くはありませんでした。

プロの作家の書いたものでも、もっとつまらないものが世にあふれかえっています。
どこまで読んでも盛り上がらない。
いったい何を言いたいのかわからない。
今に面白くなるだろう、とがまんしながら読んで、結局挫折したものがどれほどあることか。

とにかくラストまで読めました。


齋藤智裕「KAGEROU」を読み解く齋藤智裕「KAGEROU」を読み解く
(2011/03/09)
外村明彦

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ただ「~のように」、という比喩が異常なほど多いのは、ちと、はずかし。
41歳の主人公が幼い頃〝黒ネコのタンゴ〟が好きだった、というのも年代的に合わない。
「およげたいやきくん」あたりが良かったのではないでしょうか。

まあ、小説として全く好みでないジャンルなので、今後彼の作品を読むことはないと思いますが、若い人には受け入れられそうな気がしました。

なのに叩かれまくったこの小説。
イケメンで文才があり、賞を獲得した、となれば嫉妬の嵐、そしてその結果「出来レース」とうわさされるのは覚悟の上だったのでしょうか。
出版社にとっては、どんなうわさが流れようと売れればそれでいいのでしょう。

で、これが賞を獲った作品としてふさわしいのかどうか。
う~ん、そんなえらそうなことは言えません。
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